仕事運なら福岡現人神社の日誌

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神様にお仕えする巫女(みこ/かんなぎ)について

神様にお仕えする巫女(みこ/かんなぎ)について

白い小袖に緋袴姿の巫女は、現代では神職を補佐する役割を担っています。仕事運向上で知られる現人神社でも、参拝者の方々にお守りやお神札を授与したり、初詣に来られた方々のご案内をしたりする巫女さんが活躍しています。そんな巫女さんについて紹介します。

○現代の巫女

現代の巫女は、ご存知のとおり神様に奉仕し、神職を補佐する立場にあります。神事では神楽を舞ったり、祈祷を行ったりします。

○口寄せ巫女

現代では神職の補助的な要素が強い巫女ですが、古来の巫女は「神子(みこ)」という別表記からもわかるとおり、神や死者、生者を自身の体に宿して依り代となり、神がかりの儀式を行って託宣をしたといいます。そうした女性を「巫(かんなぎ/ふ)」といい、これと区別して男性の場合は「覡(かんなぎ/げき)」といいました。このように霊魂を憑依させてその意思を人々に伝える民間の巫女を「口寄せ巫女」と呼びました。

○神社巫女

反対に、神社にあって、神楽や湯立の神事を行い、神がかりによって神託を述べたのが神社巫女です。古くは伊勢神宮斎宮賀茂神社の斎院、厳島神社の内侍が知られていますが、現在の巫女は神事で神楽を舞う役割程度で、古来のような神がかりの要素は失われ、ほとんど芸能化しています。

○まとめ

仕事運アップや商売繁盛なら、住吉三神をお祀りする現人神社へお参りください。ご祈願も承っております。

神道用語の漢字に示(ネ)偏(しめすへん)が多いのはなぜ?

神道用語の漢字に示(ネ)偏(しめすへん)が多いのはなぜ?

神道に関係する用語には、「示(ネ)」を含む漢字がよく使われています。漢字のなりたちからその理由を探ってみましょう。

神道用語に使用される感じに多い「示(ネ)」偏

たとえば、神、社、祀、斎、祓、祝、祈のように、神道に関わる言葉に使用される漢字に「示(ネ)」偏の漢字が多いことがわかります。仕事運向上のご利益で有名な現人神社では、年間を通じてさまざまな祭を行っていますが、この「祭」という漢字も部首は「示」偏です。

○「示(ネ)」のなりたち

神道と「示(ネ)」はどのような関係にあるのか。その漢字のなりたちを見てみましょう。「示」とは、一般には「二」と「川」が合わさって「天意を示し表すこと」を表すとされていますが、別の説では「神様に生贄を捧げる台」の象形であり、生贄の肉を机にのせて血が滴る形を表しているともいわれています。そこから、「示(ネ)」には神様を祀る意味を表しました。

 

漢字が日本に伝えられた際に、文字の形がもつ意味も伝えられたため、神道に関連する言葉には「示(ネ)」偏の漢字がよく使われていると考えられています。

○まとめ

商売繁盛の神様として知られる住吉三神をお祀りする現人神社は、仕事運向上の神社として知られています。ご祈願も承っておりますので、ご希望の方は社務所(092-952-2152)までお問い合わせください。

神楽(かぐら)は何のために行われるの?

神楽(かぐら)は何のために行われるの?

仕事運のご利益で知られる現人神社では、毎年7月31日に行われる夏越祭にて、岩戸神楽を奉納しています。神社の祭典で奉納される「神楽」について紹介します。

○神楽とは

神楽とは、神前に奏される歌舞(かぶ)、舞楽をいいます。古くは「神遊(かみあそび)」ともいいました。

○神楽の起源

その起源としてよく知られるのは、『古事記』や『日本書紀』に見られる、天照大神が天岩戸に隠れたエピソードです。神々は、岩戸に引きこもった天照大神をあの手この手で外へ促そうとしました。その内のひとり、天宇受賣命(アメノウズメノミコト/天鈿女命)が乳房を露わにし、裳帯を下げて踊ったものが神楽の始まりであるといわれます。

 

つまり、踊りで神様を招いて一緒に遊ぶ(神遊)ために行われるのです。

○神楽の種類

神楽には、大きく分けて宮中神楽と民間の里神楽の2種類があります。神社で奉納される神楽は里神楽で、これも巫女神楽、出雲神楽など数種類に分類されます。その多くは、神話を題材とした神楽です。

○まとめ

現人神社の神楽奉納は、神楽の起源とされる天岩戸神話を劇化した神楽です。夏越祭にお越しになる際は、ぜひ神楽もご観覧ください。また、通常のご参拝もお待ちしております。仕事運アップの願い事ならぜひ現人神社へお参りください。

雅楽で使われる楽器「三管三鼓(さんかんさんこ)」について

雅楽で使われる楽器「三管三鼓(さんかんさんこ)」について

仕事運向上で有名な現人神社では、毎年7月31日に行われる夏越祭にて岩戸神楽を奉納しています。この神楽に関連して、雅楽で使用する三管三鼓の楽器について紹介します。

雅楽とは

日本の神楽や、中国・朝鮮半島から伝来した唐楽・高麗楽(こまがく)などが融合してできたのが「雅楽」です。雅楽の演奏形態には、器楽合奏を主とする「管弦」、舞を主とする「舞楽」、声楽を主とする「歌物」の三つに分類されます。

○三管三鼓

管弦で用いられる楽器が三管三鼓です。三管は竜笛(りゅうてき)・篳篥(ひちりき)・笙(しょう)、三鼓は太鼓・鞨鼓(かっこ)・鉦鼓(しょうこ)を指します。

 

管弦は唐楽・高麗楽を指しますが、広くは平安時代に流行した歌謡の催馬楽(さいばら)や朗詠なども含みます。唐楽については、三管三鼓に両弦の琵琶・筝で構成されます。

○まとめ

夏越祭で奉納する岩戸神楽は天岩戸神話を題材にしたもので、毎年大変にぎわっております。また、現人神社は商売繁盛の神様として知られる住吉三神主祭神とする神社で、仕事運のご利益で知られております。通常のご参拝もお待ちしております。

「祭り」という言葉にはどんな意味がある?

「祭り」という言葉にはどんな意味がある?

仕事運のご利益で有名な現人神社では、夏越祭や秋祭など、年間を通じてさまざまなお祭りを行事として行っています。この「祭り」には複数の意味があります。

○「祭り」の語源

祭りの語源については、「祀る/祭る」と「奉る(まつる)」が同源である、また人を催しに招くという意味の「請待」の意であるなど、諸説あります。

 

「奉る」は、供物をささげ、楽を奏したりして差し上げるということであり、「請待」は饗応(食事やお酒でもてなす)ことを意味します。いずれにしても、神に仕え敬い、招待して感謝することを意味します。

 

もともと祭りとは、神と人との交流を指しました。

○祭祀や祈願

神と人との交流の機会である祭りは、神を敬い感謝して奉仕する祭祀として行われていました。やがて人々は神様に祈るようになります。そうすると「祈願」も「祭り」の一部となっていきました。

○「祭り」の変化

時代とともに、祭りがもつ意味合いも少しずつ変化していきます。祭祀・祈願としての祭りに加え、神への願いが叶ったときには感謝を表す祭りが行われるようになりました。その祈願感謝の祭りは、たとえば全国各地で行われている秋祭です。豊作を祈り、秋によく実ると神に感謝して祭りを開くのです。

○まとめ

一般的に祭りといえばにぎやかな催しですが、実は神社で行われている祭祀・祈願なども祭りなのです。仕事運向上のご祈願なら、ぜひ現人神社へお参りください。

神鏡(しんきょう)って何?

神鏡(しんきょう)って何?

仕事運のご利益で知られる現人神社では、商売繁盛、七五三詣、厄払いなど、さまざまなご祈願を承っております。祭祀で使用される道具を「祭具」といいますが、ここで紹介する「神鏡」も祭具のひとつです。

八咫鏡

神鏡でも特に有名なものは、「三種の神器」のひとつである八咫鏡(やたのかがみ)でしょう。これは、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨の際、天照大神(あまてらすおおみかみ)が授けたものです。『古事記』や『日本書紀』にエピソードがあります。

○神鏡の起源

古事記』によれば、天照大神は「此之鏡者、専為我御魂而、如拝吾前(この鏡はひたすら私の御魂として私を祀るように)」と述べ、『日本書紀』によれば「吾児、視此宝鏡、当猶視吾(わが御子よ、この宝鏡をご覧になることは私を見ることと同じと考えるように)」と述べています。

○鏡=太陽=神様?

説はいろいろありますが、光り輝く鏡は太陽、つまり天照大神を指すという考え方があります。記紀に記されたとおり、地上にあっては神を直接見ることはかないません。つまり、鏡は神様の依り代なのです。八咫鏡だけでなく、古くから鏡は重要な祭具とみなされてきました。

○まとめ

現人神社では、仕事運向上ほか、さまざまなご祈願を承っております。ご祈願については当宮社務所(092-952-2152)までお問い合わせください。

修祓(しゅばつ)って何?何のためにするの?

修祓(しゅばつ)って何?何のためにするの?

仕事運のご利益で有名な現人神社では、ご祈願を承っております。ご祈願や、その他神道の祭事で行われる「修祓」について紹介します。

○心身の穢れを祓うこと

修祓とは、簡単にいえばお祓いのことです。神事の前に修祓を行い、全員の罪穢れを祓って心身を清めるのです。神様をお招きする前の大事な準備の儀式です。

○修祓の道具と作法

神職による祓詞(はらえことば)の奏上があり、その後にお祓いを受けます。参列者全員が頭を下げた姿勢で受けます。

 

修祓には、次のような道具が用いられます。

 

大麻(おおぬさ)……榊の枝に紙垂(しで)と麻をつけたもの。

・小麻(こぬさ)……棒に紙垂をつけた、大麻よりも小型のもの。

・切麻(きりぬさ)……細かく切った麻と、2センチ角に切った白紙を混ぜたもの。

・塩湯(えんとう)……塩を溶かした湯または水。器に入れ、榊の小枝で祓う。

 

そのほか、米、塩、塩水も使われます。

○まとめ

神社でのご祈願や祭典には、このような儀式があります。仕事運向上、商売繁盛や、その他ご祈願をご希望の場合は、現人神社社務所(092-952-2152)までお問い合わせください。