仕事運なら福岡現人神社の日誌

仕事運なら福岡現人神社の日誌

神鏡(しんきょう)って何?

神鏡(しんきょう)って何?

仕事運のご利益で知られる現人神社では、商売繁盛、七五三詣、厄払いなど、さまざまなご祈願を承っております。祭祀で使用される道具を「祭具」といいますが、ここで紹介する「神鏡」も祭具のひとつです。

八咫鏡

神鏡でも特に有名なものは、「三種の神器」のひとつである八咫鏡(やたのかがみ)でしょう。これは、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨の際、天照大神(あまてらすおおみかみ)が授けたものです。『古事記』や『日本書紀』にエピソードがあります。

○神鏡の起源

古事記』によれば、天照大神は「此之鏡者、専為我御魂而、如拝吾前(この鏡はひたすら私の御魂として私を祀るように)」と述べ、『日本書紀』によれば「吾児、視此宝鏡、当猶視吾(わが御子よ、この宝鏡をご覧になることは私を見ることと同じと考えるように)」と述べています。

○鏡=太陽=神様?

説はいろいろありますが、光り輝く鏡は太陽、つまり天照大神を指すという考え方があります。記紀に記されたとおり、地上にあっては神を直接見ることはかないません。つまり、鏡は神様の依り代なのです。八咫鏡だけでなく、古くから鏡は重要な祭具とみなされてきました。

○まとめ

現人神社では、仕事運向上ほか、さまざまなご祈願を承っております。ご祈願については当宮社務所(092-952-2152)までお問い合わせください。