神楽(かぐら)は何のために行われるの?
神楽(かぐら)は何のために行われるの?
仕事運のご利益で知られる現人神社では、毎年7月31日に行われる夏越祭にて、岩戸神楽を奉納しています。神社の祭典で奉納される「神楽」について紹介します。
○神楽とは
神楽とは、神前に奏される歌舞(かぶ)、舞楽をいいます。古くは「神遊(かみあそび)」ともいいました。
○神楽の起源
その起源としてよく知られるのは、『古事記』や『日本書紀』に見られる、天照大神が天岩戸に隠れたエピソードです。神々は、岩戸に引きこもった天照大神をあの手この手で外へ促そうとしました。その内のひとり、天宇受賣命(アメノウズメノミコト/天鈿女命)が乳房を露わにし、裳帯を下げて踊ったものが神楽の始まりであるといわれます。
つまり、踊りで神様を招いて一緒に遊ぶ(神遊)ために行われるのです。
○神楽の種類
神楽には、大きく分けて宮中神楽と民間の里神楽の2種類があります。神社で奉納される神楽は里神楽で、これも巫女神楽、出雲神楽など数種類に分類されます。その多くは、神話を題材とした神楽です。
○まとめ
現人神社の神楽奉納は、神楽の起源とされる天岩戸神話を劇化した神楽です。夏越祭にお越しになる際は、ぜひ神楽もご観覧ください。また、通常のご参拝もお待ちしております。仕事運アップの願い事ならぜひ現人神社へお参りください。