仕事運なら福岡現人神社の日誌

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織姫と彦星。七夕伝説ってどんなお話?

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織姫と彦星。七夕伝説ってどんなお話?

年に一度しか会えないという七夕伝説はロマンチックですよね。織姫と彦星の逸話について紹介します。

○伝説の起源は?

織女(織姫)と牽牛(彦星)はもともと、織女が女性の仕事である機織りや養蚕を、牽牛が男性の仕事である農耕を象徴した男女一対の神であったと考えられています。これが星のベガとアルタイルに当てはめられ、のちに恋愛譚になったようです。

 

中国最古の詩篇詩経』などの詩に名が登場し、物語としては明代の『月令広義(げつりょうこうぎ)』に、現在確認できる織姫と彦星の物語と同じ型の最も古い史料が引用されています。

○織姫と彦星の物語

織姫と彦星は当初、天帝によって結び付けられ結婚しましたが、あまりにも仲睦まじく仕事をなまけたため、天帝の怒りを買って離れ離れになりました。二人は天の川をはさんだ両岸に分けられ、年に一度、七夕の夜にしか会えなくなってしまうのでした。

○民話として語り継がれる

伝説の原型は不明ですが、織女と牽牛の物語は『牛郎織女』として、さまざまなバリエーションで中国各地の民話として語り継がれていきました。中には世界各地にある話型の「白鳥処女説話」と結びついたものもあります。

 

日本の「羽衣伝説」にも、天女の父が天女の夫に難題を出す、という七夕伝説に通じるエピソードもありますね。

○まとめ

現人神社では、七夕飾りのお焚き上げを承っております。ぜひお持ちください。