仕事運なら福岡現人神社の日誌

仕事運なら福岡現人神社の日誌

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

岩屋城の戦いのころ、島津軍はどれくらい強かった?

岩屋城の戦いのころ、島津軍はどれくらい強かった? 天正14(1586)年、現人神社がある筑前国で、岩屋城を守る高橋紹運が籠城戦の末に敗死しました。一説には、主家を守るため敗れることを覚悟で降伏勧告を断り、籠城に踏み切ったといわれます。命を失う覚悟…

戦国時代の「人質」。なぜ武将たちは人質をとったの?

戦国時代の「人質」。なぜ武将たちは人質をとったの? 戦国時代には、武将の間で人質を送る、交換するということがよく行われました。人質は権力者の婚姻と同じく、政治の一環だったのです。 ○約束の保証として送られた人質 人質として送られるのは、だいた…

「鰹木(かつおぎ)」神社建築の特徴的な部材

「鰹木(かつおぎ)」神社建築の特徴的な部材 神社の屋根には、交差したX字型の部材「千木(ちぎ)」と同じく、神社建築独特の装飾があります。仕事運向上のご利益で有名な現人神社の御本殿にも千木・鰹木が取り付けられています。 ○鰹木とは 屋根の端にある…

神社の灯籠にはどんな役割があるの?

神社の灯籠にはどんな役割があるの? 神社、寺院、日本庭園などで見られる灯籠は、奈良時代に大陸からもたらされたものでした。神社では、神に奉納する灯明としての役割があります。 ○灯籠の伝来 灯籠は火の明かりを守るため囲う道具で、仏教発祥の地・イン…

鳥居の色に朱色や白木、黒木など色の違いがあるのはなぜ?

鳥居の色に朱色や白木、黒木など色の違いがあるのはなぜ? 神社の象徴である鳥居には神社によって形や素材が異なりますが、色にも違いがあります。たとえば仕事運向上で知られる現人神社の鳥居は石造りのものです。 よくイメージされるのは朱色(赤色)だけ…

神社への奉納金を「初穂料(はつほりょう)」というのはなぜ?

神社への奉納金を「初穂料(はつほりょう)」というのはなぜ? 神社で行われる各種ご祈願や、地鎮祭などの出張祭典では、神様に捧げる金銭(祈祷料、奉納金)として初穂料をお供えします。商売繁盛や仕事運向上ほか、さまざまなご祈願を承っている現人神社も…

神様に献上するお食事「神饌」はどのようにお供えするの?

神様に献上するお食事「神饌」はどのようにお供えするの? 神饌(しんせん)は「みけ」ともいい、神様にお供えするお食事のことです。神社では祭祀やご祈願の際に御神前にお供えするもので、仕事運向上で有名な現人神社の祭祀でもお供えしています。これは神…

イザナミってどんな神様?国生み・神生みをし、黄泉大神となった女神

イザナミってどんな神様?国生み・神生みをし、黄泉大神となった女神 イザナミは、兄で夫のイザナギとともに国生みをし、万物の神々を生んだ女神です。 ○イザナミノミコト イザナミノミコトは、「伊耶那美命」の表記ほか、多数の別称があります。「イザナミ…

安産を願う「戌の日」。なぜ安産=犬なの?

安産を願う「戌の日」。なぜ安産=犬なの? 妊娠して安定期に入った5か月目の「戌の日」に、安産祈願をする行事があります。この日には儀式を行っている寺社へ行き、腹帯を巻いて「無事に赤ちゃんが生まれますように」と安産祈願をします。 ○妊娠5か月目の戌…

神社ではどうして手を洗う?参拝時の手水の作法

神社ではどうして手を洗う?参拝時の手水の作法 神社には、必ず「手水舎(ちょうずや/てみずしゃ)」という手洗い場が設けられています。ここで手を洗い口をすすいでからお参りするのが、神社参拝の作法です。 ○なぜ手を洗うの? そもそもなぜ手水舎で手と…

お盆の時期に川や海に行ってはいけないのはなぜ?

お盆の時期に川や海に行ってはいけないのはなぜ? 地域によっては、「お盆の時期に水辺に近づいてはいけない」という言い伝えを聞いたことがあるかもしれません。なぜ川や海、池などの水辺に近づいてはいけないのでしょうか。 ○川や海の先にあの世があると考…

織姫と彦星。七夕伝説ってどんなお話?

織姫と彦星。七夕伝説ってどんなお話? 年に一度しか会えないという七夕伝説はロマンチックですよね。織姫と彦星の逸話について紹介します。 ○伝説の起源は? 織女(織姫)と牽牛(彦星)はもともと、織女が女性の仕事である機織りや養蚕を、牽牛が男性の仕…

スサノオノミコトと夏越の祓の茅の輪くぐりの逸話

スサノオノミコトと夏越の祓の茅の輪くぐりの逸話 夏越の祓には、多くの神社で「茅の輪くぐり」が行われます。この行事、実はヤマタノオロチ退治の伝説で知られるスサノオノミコトと大きく関わるものなのです。 ○夏越の祓の茅の輪くぐり 「茅の輪」とはチガ…